給付金請求の流れ
B型肝炎の給付金を受け取るには国に対して訴訟の手続きを踏む必要があります。主な流れは以下の通りです。
1.証拠資料の収集
国からの給付金を受け取るためには集団予防接種等によってB型肝炎ウイルスに感染したということを証明しなくてはなりません。そのためカルテなどの資料を医療機関から収集し救済要件を満たしていることを立証できるように整理します。
2.訴訟
国に対して国家賠償請求訴訟を提起し裁判所での判断を仰ぎます。ここでは1で収集した資料などを用いて給付金対象としての要件を満たしているかを判断していくことになります。ここではさらに追加で資料を要求される場合もあるのでその際はその分の資料を用意します。
3.和解
資料のチェックを経て要件を満たしていると認定された場合には国との和解が成立します。これによって給付金の支給が認められることになります。
4.給付
和解が成立すると社会保険診療報酬支払基金からの給付が行われることになります。
西奈良法律事務所は奈良市、生駒市、大和郡山市、木津川市、精華町を中心に奈良県、大阪府、京都府といった関西の広い地域で皆様のB型肝炎に関する問題の解決に当たらせていただいております。「B型肝炎給付金は訴訟からどの程度の期間で受け取ることができるのだろうか」「B型肝炎給付金請求を行いたいが手続きが複雑なため代理をしてほしい」といったご相談は当事務所までお気軽にご連絡ください。B型肝炎問題に関するプロフェッショナルが皆様の問題解決をご支援させていただきます。