成年後見人 家族信託
- 成年後見制度
成年後見人を選任する手続きは二つあります。 一つ目は、保護の対象となる本人の配偶者や4親等以内の親族等の請求により家庭裁判所が選任する方法(法定後見制度)です。認知症などにより意思能力を失った後に採られる選任方法です。二つ目は、本人がいまだ意思能力のある状態で、将来に備えて信頼できる者を任意後見人として選任し、そ...
- 家族信託の手続きと流れ
■家族信託とは家族信託とは、名前のとおり、家族に財産の管理を託すという制度になります。家族信託のメリットとして、まず、認知症などで判断能力が低下する前から財産の管理を家族に任せることができるという点があります。また、後見制度と異なって、財産を管理する者が、家庭裁判所への報告などをしなくてもよく、負担が少ないという...